「子育ては何歳頃に何をしたら良いか」に回答『0歳から大人になるまで親がすべきこと 子育ての教科書』【書評】

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育児は何歳頃に何をしたら良いのか知りたいと思いませんか。

私は子どもが生まれて育児を始めてから、大体で良いので育児の目安を知りたいと思いました。

そんな時に出会ったのが、諸冨彦祥(2015)『0歳から大人になるまで親がすべきこと 子育ての教科書』幻冬舎です。

ダイチ
ダイチ

こんにちは。ダイチです。

私は、2人の子ども(2歳差)の父親で、育児と仕事の両立を目指しています。

本記事を読めば、子どもの年齢に応じた子育ての仕方と子育ての全体像やゴールの概要がわかります。

自分の子どもの年齢に応じた適切な子育てができるようになると思います。また、子育ての全体像やゴールがわかるので、子育てを俯瞰しながらできるようになり、穏やかな気持ちで子育てができるようになると思います。

育児は何歳頃に何をしたら良いのか

育児は何歳頃に何をしたら良いか、目安を知りたい。

そう思って、諸冨彦祥(2015)『0歳から大人になるまで親がすべきこと 子育ての教科書』幻冬舎を読みました。

私は本書を参考に、

  1. 子育てのゴール(「幸福力」を育てる)のために
  2. 子どもの年齢のステージに応じた子育てをする

を意識しています。

子育てのゴールは「幸福力」を育てること

まず、子育てのゴールを確認しましょう。

子育てのゴールは「幸福力」を育てることです。

「私たちがいなくても、自分で幸福な人生を送れるな」と心の底から思えるような人間に育てること。これが、子育てのゴールです。

諸冨彦祥(2015)『0歳から大人になるまで親がすべきこと 子育ての教科書』幻冬舎

子育てのゴールについては、人によっていろんな見解があると思いますが、一旦このように設定します。

年齢に応じて「子育てのギアチェンジ」をする

子育てのゴール(「幸福力」を育てる)までには、

  1. 0から6歳(めいいっぱい愛情を伝える「ラブラブ期」)
  2. 6から10歳(社会性と協調性を育む「しつけ期」)
  3. 10から18歳(自分づくりを支える「見守り期」)
  4. 18から25歳(子どもの就職・結婚をサポートする時期)

の4段階(年齢は目安)があります。

この4段階を経る頃には、子どもの「幸福力」が育った(子育てのゴールを達成)と親が実感する時期になるからです。

年齢に応じて「子育てのギアチェンジ」をする

本書を参考に、実践している子育てや、やろうと思っている子育てをまとめてみます。

0から6歳(めいいっぱい愛情を伝える「ラブラブ期」)

0から6歳は、めいいっぱい愛情を伝える「ラブラブ期」です。

この時期は、自己肯定感を育むためにたっぷり愛情を注ぐ時期です。

私は以下の点を意識して育児をしています。

  • 存在を全肯定する(危険なことや他の人に迷惑がかかる場合は別)
  • 子どもたちの興味や時間のかかる動作を尊重する
  • 穏やかに語りかける
  • スキンシップ多め

6から10歳(社会性と協調性を育む「しつけ期」)

6から10歳は、社会性と協調性を育む「しつけ期」で、社会の中で生きる力を身につける時期です。

私は、家族はチームであるという共同体感覚を育んでいくと同時に、学校や地域の活動に積極的に参加しようと思っています。失敗もあると思いますが、子どもたちに小さな成功体験を積み重ねていきたいと思います。

10から18歳(自分づくりを支える「見守り期」)

10から18歳は、自分づくりを支える「見守り期」で、親とは違う自分を作る時期です。

この時期には、いわゆる反抗期があります。反抗期には、闘争型の反抗と閉じこもり型の反抗という2種類の反抗があります。闘争型の反抗は、親の存在を一度否定して、新たな自分をつくるという特徴があり、閉じこもり型の反抗は、自分でどうしたらいいかわからなくなるという気持ちを素直に表現するという特徴があります。

この時期には、子どもと同じ目線で話し合うことはやめようと思っています(同じ目線で話し合うと、子どもの反抗に対して対立してしまいそうなので)。そして、会話をするために、家とは違う特別な場所(レストランやカフェなど)でリラックスしながら、①一歩下がって、②具体的に、③お願い口調で、気持ちを伝えるようにしたいと思います。

18から25歳(子どもの就職・結婚をサポートする時期)

18から25歳は、子どもの就職・結婚をサポートする時期です。

就職や結婚をすると、子どもは一人前だ(「幸福力」が育った)と多くの親は感じることになります。

私の親は結婚式の時に「立派になったね」と私に言ってくれました。

私としては、就職も結婚も何が正解かはわからないので、「ラブラブ期」から子どもたちの興味・関心のあることを伸ばしていき、経済的に自立していくことを促していこうと思っています。特に、18歳以降は可能な限り早めにひとり暮らしを経験させたいと思っています。

その他の内容

本書では子どもの年齢のステージに応じた子育ての他にも、「男の子・女の子・ひとりっ子の育て方」「お父さん・お母さんと子どもの関係」が書かれています。子どもの特徴に応じた子育て方法が深堀りできる点も本書はお勧めです。

まとめ:子育てのゴール(「幸福力」を育てる)

この記事では、

  1. 子育てのゴール(「幸福力」を育てる)のために
  2. 子どもの年齢のステージに応じた子育てをする

を書いてきました。

そして、子どもの年齢のステージには、

  1. 0から6歳(めいいっぱい愛情を伝える「ラブラブ期」)
  2. 6から10歳(社会性と協調性を育む「しつけ期」)
  3. 10から18歳(自分づくりを支える「見守り期」)
  4. 18から25歳(子どもの就職・結婚をサポートする時期)

があると書きました。

子どもが一人前だと感じる大体25歳くらいまでにどのような子育てをするかが大切になります。

本書を参考に、育児を楽しんでいきましょう!

この記事を書いた人
ダイチ

👨'18年生まれ長男と'20年生まれ次男の父親
 💪2歳差育児に奮闘
 ✨子どもの特性を伸ばしたい
👔フルタイム勤務(管理職)
 🕖育児と仕事の両立を目指す
 ✅育児中でも働きやすい環境を作りたい

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