先取り学習について興味を持ち始めたものの、メリットだけではなくデメリットもあることを知り、子どもの将来に悪影響を与えるのではないかと思ったことはありませんか。
この記事では、2018年生まれの長男(6歳)の小学校入学が近づいた私(ダイチ)が、子どもの教育に先取り学習を導入するにあたって
- 先取り学習の内容
- メリット・デメリット
- デメリットを回避する方法
についてまとめています。
こんにちは。2人の子ども(2歳差)の父親をしているダイチです。
先取り学習を適切に取り入れて、子どもが学習内容に余裕と自信を持ちながら成長すること。先取り学習によるストレスや弊害がなく、バランスの取れた生活ができる状態に興味があります。
この記事が、
- 子どもが自己成長に対して前向きな姿勢を持ち、自信を持って成長していくこと
- 親が子どもの教育に適切なサポートができること
に貢献できれば幸いです。
先取り学習とは
内容
先取り学習とは、学校の授業で学ぶ前にその内容を先に学習する方法です。
ダイチが先取り学習を知ることになったきっかけ
私が先取り学習という言葉を知ったきっかけは下記の本です。
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この本で書かれている内容は、先取り学習ではなく追い越し学習です(追い越し学習と先取り学習は正確には違う)。
ですが、4年生で6年間の勉強を終えるわけですから、先取り学習の要素は含まれていると私は考えています。
さらに、下記の本を読んで、3年先取りという言葉に衝撃を受けました。
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さすが、3男1女の子ども全員を東大理Ⅲに合格させた母だけあると思いました。
ちなみに、私は子どもの頃に飛び級をしたいという気持ちがありました。
飛び級をしたいと思った時の気持ちの背景には、どんどん難しい問題に挑戦して、自分を高めたいという気持ちがありました。
元々私自身に飛び級への興味があったなかで、先取り学習という言葉を知ったため、先取り学習のことについてまとめてみようと思いました。
先取り学習のメリット・デメリット
先取り学習のメリット・デメリットを調べてみたところ、下記のようなものがありました。
メリット
- 授業内容の理解が格段に早くなり、より深い学びが可能になる
- 学習内容を繰り返し学ぶことで、知識の定着率が高まる
- 学習意欲の向上(授業についていけるようになることで自信がつくため、その科目に対する興味や関心が高まる可能性がある)
デメリット
- 学年相応の内容を十分に理解する前に先に進むと、基礎的な概念の理解が不十分になり後々の学習に支障をきたす
- 表面的な知識だけを詰め込むような先取り学習は、深い理解につながらない
- 学ぶ楽しさよりも先に進むことだけを目的化して先取り学習に偏重すると、子どもの好奇心や自主性が損なわれる可能性がある
- 学校の授業を軽視したり、他の子どもを見下す態度が生まれる可能性がある
デメリットを回避する方法
先取り学習のデメリットについてよく考えてみると、デメリットが出てきてしまう理由には、子どもを無視した学習の先取りがあるように感じました。
先取り学習のデメリットを回避する方法としては、下記の点に留意することが考えられます。
- 子どもに合わせた学習
- 子どもに合わせた環境
- 専門家のアドバイスを受ける
子どもに合わせた学習
子どもが学習内容を理解したら次の段階に行くという方法を守る必要があると思います。子どもを中心とした考え方ですね。
学年相応以上の内容を子どもが学んでいる(学ばせている)ことに満足するような、親を中心とした考え方で先取り学習をすることは避けた方が良いと思います。
子どもの強みや興味・関心を前提にして、
- 学習内容の個別化
- 学習ペースの調整
- 学習目標の設定
をやっていこうと思います。
また、上記の3点は子どもの状態をよく見ながら随時修正していく必要があるとも思います。
子どもの様子を見ながら、基礎を固めてから次の段階に行く。そして次の段階でもその段階の基礎を固める。そしてその次の段階へ行く。これを繰り返していきたいと思っています。
基礎を固めることの重要性については下記で記事にした本が参考になりました。
子どもに合わせた環境
学習内容だけではなく、子どもに合わせた物理的・心理的な環境を用意することも重要だと思います。
- 学習環境(机や照明、教材や文具の整理整頓)
- 適度な休憩とリラックス時間
- 失敗を恐れない雰囲気作り
- 同じレベルや興味を持つ子どもとの交流
このあたりは心掛けておきたいところです。
専門家のアドバイスを受ける
親になって実感したことは、専門家のアドバイスを受けることの重要性です。
1人目の子どもを育てる時は、親は子育ての初心者です。子育てについての知識があったとしても、自分が子どもの頃に親からされてきた子育ての記憶(自分の経験則)があるくらいです。
これでまともな子育てができるとは、私は思えません。
子育ての専門家や先輩パパ・ママの本を読んだり、話を聞いたりすることが大切です。
先取り学習についても、子どもに合った学習計画や方法について専門家のアドバイスを受ける必要があると思っています。
- 学習塾や通信教育
- 子どもの学習傾向や心理状態についての専門家
を活用することが考えられます。
まとめ:適切な先取り学習で子どもの成長を促そう
この記事では、2018年生まれの長男(6歳)の小学校入学が近づいた私(ダイチ)が、子どもの教育に先取り学習を導入するにあたって
- 先取り学習の内容
- メリット・デメリット
- デメリットを回避する方法
についてまとめました。
先取り学習には、
- 授業内容の理解が格段に早くなり、より深い学びが可能になる
- 学習内容を繰り返し学ぶことで、知識の定着率が高まる
- 学習意欲の向上(授業についていけるようになることで自信がつくため、その科目に対する興味や関心が高まる可能性がある)
といったメリットがある一方で、
- 学年相応の内容を十分に理解する前に先に進むと、基礎的な概念の理解が不十分になり後々の学習に支障をきたす
- 表面的な知識だけを詰め込むような先取り学習は、深い理解につながらない
- 学ぶ楽しさよりも先に進むことだけを目的化して先取り学習に偏重すると、子どもの好奇心や自主性が損なわれる可能性がある
- 学校の授業を軽視したり、他の子どもを見下す態度が生まれる可能性がある
といったデメリットもあります。
- 子どもに合わせた学習
- 子どもに合わせた環境
- 専門家のアドバイスを受ける
に留意して、デメリットを回避しつつ先取り学習をやっていきたいと思っています。
適切な先取り学習を取り入れて、子どもが自信を持って成長していけるように促していきましょう!