子育てと仕事で忙しいみなさん、お疲れ様です。
家庭と仕事の両立や、子どもとの強い絆を作るための父親の役割って何だろうと思ったことはありませんか。
この記事では、父親の役割とその実践方法について書いています。
こんにちは。ダイチです。
私は2人の子ども(2歳差)の父親で、子育てと仕事の両立が辛かった経験から、子育てと仕事の両立を目指しています。
そして、他のパパに辛い経験をしてほしくないので、子育てと仕事の両立に役立つ情報を共有したいと思っています。
この記事を読んだ人が子育てに自信を持ち、家庭と仕事のバランスを取りながら子どもと強い絆を作ることで幸せな家庭を築くことの一助になれば幸いです。
結論:3つの役割(男、夫、父)を果たす。自分の機嫌は自分でとりながら。
結論から言いますと、父親の役割とは
- 男の役割
- 夫の役割
- 父の役割
という3つの役割を果たすことだと思っています。
そして、その役割を果たすにあたっては、自分の機嫌は自分でとっていく必要があるということです。
この記事を書いている2023年現在、私は夫歴6年、父歴5年になりました。
子育てと仕事の両立に悩みながらも、子育てをしつつ、子育てについて友人と話したり本を読んだりした結果行きついた一つの考え方です(行きついたとは書いていますが、ある本の影響をかなり受けています)。
私はこの父親の役割を自分に落とし込んだ結果、行動方針が明確になり子育て(家庭)と仕事の行動に繋がりました。子育てと仕事の両立にも役立ちましたし、家族を笑顔にすることに役立ったのではないかと思っています。
この父親の役割と実践方法で、男性は自分のことをより理解でき、家族をより笑顔にすることができるようになるかもしれません。
また、女性がこの記事で書いている父親の役割と実践方法について知ると、男性のことを理解しやすくなり、夫婦の関係をより良くすることに役立つかもしれません。
前提:役割という言葉について
父親の役割について深掘りする前に、少し役割という言葉について補足させてください。
私は父親の役割とは、男、夫、父という3つの役割があると思っています。自分としては、役割を果たせるようにしていきたいという価値観を持っています。
3つの役割を意識することで、自分の強みを明確化・言語化したい。そうすることで魅力的な人間になるのではないかと、私が思っているからです。
ですが、これからお伝えする男、夫、父というそれぞれの役割が合わない人や役割を明確化することに違和感を覚える人もいると思います。そういった人に私の価値観を押し付けたいわけではないのです。
「ふーん。ダイチは父親の役割についてこんなことを思っているのか」といった感じで気軽に読んでみてください。
3つの役割
父親の役割は、
- 男の役割
- 夫の役割
- 父の役割
という3つの役割で構成されていると思っています。
イメージとしては、男にはずっと男の役割があって、結婚を機に夫の役割が追加され、子どもが生まれることで父の役割が更に追加される感じでしょうか。
子どもが生まれる前なら、男や夫の役割(特に、夫の役割)を意識することは多くはないと思います。子どもが生まれ、子育てという夫婦共同の仕事ができることで、男、夫、父という役割を意識して、そこに自分の強みをどう出すかを考える必要が出てくるのだと思っています。
男の役割
男の役割とは、社会に価値を提供し、その価値を提供することを楽しむということです。
簡単にいうと仕事を楽しんでいる人のことですね。
この役割を果たしていると、妻は安心しますし、子どもからも頼りにされます(後述の父の役割)。
仕事を楽しめるように社会の中を泳いでいきたいですね。
私は仕事を楽しんでいるつもりでしたが、出産直後は子育てと仕事の両立に悩みました。
夫の役割
夫の役割とは、妻の最大の理解者・応援者ということです。
子育てという夫婦共同の仕事をしていくうえで必要になってくる役割です。
具体的な行動としては、妻の子育て時間の一部を引き受けて妻のリフレッシュ時間を作る。しつけが必要な時(イヤイヤ期など)に妻の手に負えない感じになってきたら、妻をフォローして子育ての主体を子どもから親に戻すなどが考えられます。
また、妻の日頃の子育てに感謝するとともに、妻の子育ての悩みに共感して、妻の精神的負担が軽減するようにしましょう。
夫婦で子育ての目標や今やるべきことをよく話し合っていきたいですね。
父の役割
父の役割とは、子どもから頼りにされるということです。
どうやったら子どもから頼りにされるのかという話になると思うのですが、私は
- 仕事を楽しむこと
- 子どもに真剣に向き合うこと
で子どもから頼りにされると思っています。
夕食時に長男から「仕事お疲れ様。仕事どうだった?」とよく聞かれます。楽しかったとは言っていませんが、「頑張ってきたよ」と笑顔で返答しています。
子どもに真剣に向き合うとは、主体的に子育てに参加するということです。
自分が教えることができるものを家や家の外で子どもに教えるということです。休日に子どもと外で運動するというものは父の役割の典型例だと思っています。
私の場合、家では算数、パズル、レゴを子どもと一緒にしています。外では、公園遊びの中で走ったり、自転車練習、ボール遊びをしています。
自分の機嫌は自分でとる
以上のような3つの役割を果たすために、私は自分の機嫌は自分でとるように心掛けています。
私の場合は、子どもが生まれ、男の役割、夫の役割、父の役割を楽しんでいます(楽しむようになりました)。楽しんでいますが、3つの役割を果たすことイコール自分が癒される時間ではなかったです。
勿論、3つの役割を果たすことで他者との関係で癒される面(子どもに癒される)などはあります。1人の人間として精神的・肉体的に癒されるわけではないという感じでしょうか。
男、夫、父の役割が楽しすぎて、その役割を果たすことイコール自分が癒されることという人は、そのまま3つの役割を果たしていきましょう。
原因
「自分の機嫌は自分でとる」必要が出てくる原因は、子どもが生まれると自分が癒される時間がなくなるからです。
子どもが生まれる前であれば、仕事が忙しくても、休日に1人でリラックスする時間や夫婦でデートに行く時間(自分が癒される時間)を何も考えなくても作っていたと思います。(男の役割を果たしていれば十分で、夫や父の役割を果たす必要が(あまり)ない)
ですが、子どもが生まれた後は、夫が1人で過ごす時間や妻と2人で過ごす時間が減少します。子育てという時間が発生するので当然ですね。(男の役割に加えて、夫の役割と父の役割が増える)
そこで、減少した時間の中でいかに「自分の機嫌は自分でとる」を実践するのかが重要になってきます。
方法:趣味
私は趣味に打ち込むことをおすすめしています。(「そんな時間はないよ!」という方は次の項目で時間の捻出について書きますので、読み飛ばしていただくか少しだけ我慢して読んでください)
理由は、趣味の時間を過ごした後は、心身ともに充実して3つの役割に積極的になれるからです。自分が癒された後なので当然ですね。妻や子どもを包容力で包むことができるようになります。
自分のやりたい趣味に優先度をつけて打ち込んでいきましょう。
私の場合は、読書と、このブログ作成が1番の趣味だと明確にしました。他にも優先度の高い趣味(ジョギング・筋トレ等)がありますが、読書・ブログ作成に対して後回しになるという認識を強く持つようにしています。
ちなみに、少し趣味とは違うかもしれませんが、私は人に対して書斎(自分の空間)を作ることをすすめています。部屋を作れない場合は、リビングの一角などに自分の空間を作るだけでも十分です。私の場合、リビングの一角ですらなく本棚の一部分に自分の空間を作っています。趣味のものをそこに入れて自分の空間を作ることで癒されています。
方法:時間を捻出する
男、夫、父の役割を果たしている場合、趣味の時間は自分が主体的に作らないと発生しません。父親は、忙しい日常の合間を縫って趣味の時間を捻出する必要があります。
私が時間を捻出するためにやっていることは、
- 家事の時短
- 自分のスケジュール調整
- 妻との調整
です。
家事の時短
無駄な家事の時間は徹底的に省きたいと思っています。
時短家電(乾燥機付き洗濯機、食器洗い乾燥機、ロボット掃除機)の導入は典型的ですね。導入していない人は導入しましょう。
また、食事宅配サービスなどの時短になるサービスは積極的に導入するようにしています。
他にも細かいところですと、キャッシュレス化を進めています。現金を引き出すために銀行の窓口に行くことは時間の無駄だと思っているからです。
無駄な行動をして時間を浪費していないかを考えるようにしています。
ちなみにこの発想は仕事においても意識しています。いくら家事を時短したとしても、仕事が終わらずに残業が続くようでは意味がないからです。
自分のスケジュール調整
家事の時短などによってできた自分の時間が趣味の時間になるようにしています。
具体的には、睡眠時間を確保したまま、朝活や夜活をするということです。
私の場合は、子どもの寝る時間と同じような時間で寝るようにして、朝活をするようにしています。早寝早起きになりますし、1日の一番始めに自分の趣味をするとその日1日が楽しくなりますよ。
他にも隙間時間(通勤時間など)の有効活用も心掛けています。
妻との調整
もっと趣味の時間を作りたいと思ったら、妻と話し合って趣味の時間を作るようにもしています。
この場合、自分から先に育児・家事を積極的にやったうえで妻の負担が少なくなる時にお願いするようにしています。
男が趣味の時間を過ごし、心身ともに充実して再び育児・家事に積極的になれば、妻や子どもも更に趣味の世界に喜んで送り出してくれる。そういう良い循環ができると思いますよ。
まとめ:3つの役割を認識して子育てを楽しもう
この記事では、父親の役割として3つの役割とその実践方法について書きました。
3つの役割とは、
- 男の役割(仕事を楽しむ)
- 夫の役割(妻の最大の理解者・応援者)
- 父の役割(子どもから頼りにされること)
です。
父親としてどうしたら良いんだろうと悩んだ時は、この役割のどれかに問題があるのかもしれません。
3つの役割を認識して、役割を果たしていきましょう。
3つの役割の実践方法とは、
- 自分の機嫌は自分でとる
ということで、具体的には趣味の時間を楽しむことだと書きました。
趣味の時間を捻出して3つの役割を果たしていきましょう。
男、夫、父という3つの役割を果たしていて、自分の機嫌も自分でとることができる父親(男)ってかっこよくないですか。
子育てに自信を持ち、家庭と仕事のバランスを取りながら子どもと強い絆を作ることで幸せな家庭を築いていきましょう!